読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

終わりはない

世の中に絶対の真理というものがあったとして、人はそれを知ることができるのか。自分が真理だと思ったとき、自分自身はその先に何があるのかを追求することをやめてしまう。そして、もしそれが真理ではなく、真理への道筋であったとしたらどうだろうか。そして、もしそれが真理であってもそれが真理であるという保証というものを私達は得ることができないのではないか。
山登りについて考えてみればわかりやすい。ある山を登っている時、人はまだそこが山頂でないことがわかる。先に続く道がみえているからだ。そして山頂についたとしても、遠く先に見える山が今いる場所より高いことがわかり、一番高いところがここではないと知る。次に、そこに見えた山に登り、頂上につく。また、他にここよりも高い所があるかもしれない。もしなかったとしよう。そこは、一番高い山であると言えるだろうか。そうであるかもしれないし、そうではないかもしれない。その場所では、わかりえないことなのである。